2018年11月29日木曜日

親子バス遠足/金山神社/ミカン狩りなど

平成30年11月29日
さくらんぼ園園長 和田晴世
秋の紅葉も終わり、穏やかな日々が続いています。
先日、子供達が、「ドングリだよ。 葉っぱだよ。」 と散歩に出かけて見つけた秋の自然からのお土産です。
机上に飾ると・・・「なんだろう?この匂いは?どこからかな?」微かに良い匂いがするのです。
枯れ葉を手に取り嗅ぐと、うっとり!!自然の中で、詩集を読む乙女の気分に浸ります(笑 おおげさ?)
紅葉の時期は、光を受け色づく葉を眺めると、「わぁ・・!すてき?」と感動を覚えますが、枯れ葉の匂いで、心が落ち着くのは初めてです。
昔は、ススキでたぬきを作り、大きな葉っぱでお面を作り、草花を結び、紡いで遊びました。おおばこの葉っぱで友達と草相撲をした事を、懐かしく思いだされます。
さくらんぼ園の周辺は、四季折々自然に恵まれています。
自然の中で、草花や実を身近に見つめて感じ、遊びができる場所です。
伝承遊びを、子供たちに教える事も、保育園の役割です。そうして、個の成長を見つめ育てる園として毎日保育にがんばっています。
今日は、4歳児のkくんが、無言で紫色の小さな花を差し出しました。
「先生に、くれるの?ありがとう。花の名前は?」「しらない。」と、そっけない言葉。でも、優しい子供達からのプレゼントは本当にうれしいです。
保育園立地には、最高の環境と感じていますが、保護者の皆様は、いかがでしょうか。

11月もあとわずかになり、
11月2日は、年1回の親子バス遠足で、今年は、大型バス2台で富士サファリパークに出かけました。
新東名を走り、富士山が顔前に迫りくるように見え、富士サファリパークに到着。
大型観光バスを、乗り換えることなく、サファリ広場に入場。
ゾウ・バッファローの大型動物や百獣の王ライオンが身近に見れました。
そんな中バスの前面から、雄トラが、のしのしと貫禄いっぱいで歩いてきた時は、ワクワク感と、すごい!すごい!かっこいい!!の言葉しかでませんでした。
年1回の親子バス遠足は、子供達の体験学習と親子ふれあいはもちろんですが、保護者同士の交流も目的の一つです。
新しい知り合いはできましたか?
市民病院で働く仲間を、子供を通じて広げてください。

子供たちの成長を祈願して金山神社にみんなでお参りに出かけた七五三祝いを11月15日に行いました。
毎年、徒歩15~20分の金山神社に、自分たちが製作した「千歳飴袋」を持ってお参りします。
今年は、初めて3歳児以上に一人ずつ、お賽銭を渡してお参りすることにして、2礼2拍手1礼を教えました。
また、神社に鎮座する狛犬2体の話もしました。
「悪い心の子供は、口に手を入れると抜けなくなるらしい?」と話すと、手を入れる子供はいません、その時の表情が、なんとも可愛いです。しかし、何秒もしないうちにいたずらが始まるのが子供達ですが・・・・

神座早生ミカン狩りの写真を紹介します。
今年は11月8日に、あひる・うさぎ組で出かけました。市民病院前から、乗り合いバスで島田駅に向い、駅からコミニティーバスに乗り換えて神座の虚空蔵さん前で下車。
ミカン畑までは、歩いて5分。斎藤さんが待っていてくれました。
乗り合いバスやコミニティーバスを利用するのは、公共の乗り物を利用する時のマナーも教えていきたいのです。
近年は、お出かけは自家用車でが合い言葉ですが、時々は、公共バスにも乗って出かけてください。
公共の乗り物を利用すると「おしゃべりしていると降車がわからない。老人に席を譲る etc」の公共マナーを知らないと、迷惑になることも知らせたいですね。
神座のミカン農家斎藤さんは、「毎年、みんながミカン狩りに来てくれるのが楽しみです。(^^♪)」と楽しそうにお話ししてくれました。
斎藤さんの表情が、年々明るくなり、斎藤さんには子供達の来るのが、癒しになっているのかな?早生の小さいミカンが鈴なり・・ミカンを持って、くるくる回すと取れます。高い秋の青空の下で、ミカンを頬張ると本当に美味しいですね。
そして、お土産に持ち帰りました。
子供の集中力は短いので、大井川の土手に散歩に行きます。
神座は、大井川鉄道の列車も見られる田舎の里です。
そして空の高さに感動します。子供たちは、「気持ちいい!!」と、一斉に空を仰ぎ見るのが印象的でした。

🌸ある日、子供達が戸外遊びを終えて下駄箱に集まっていました。
子供達の靴下の可愛いこと、みんなキャラクターがいっぱい付いた靴下です。
女の子は、「アナと雪の女王だよ。ソヒアだよ。 眼鏡をかけた猫だよ」。
男の子は、「モンスターズインク」最近流行のレンジャー戦隊は理解不明。
そんな中で2人の男の子の言葉が、私に、はっきり聞き取れずに
「魚だよ ニモだよ」と言ったのに、「魚だよ チモだよ」と聞こえました。
「こまち こまち?」と言っているのに、私は「カマキリ?」と聞き返してしまい靴下柄を見れば、すぐ理解できるのにごめんね!!
しかし2人は、優しく何回も答えてくれました。
老いてくると聞き取りにくくなると聞いてましたが、少しショックでした。

🌸11月中旬に、野田神明神社までお散歩。
神社が近づくと年少Y くんが「あっ、森だ!!」「森がいっぱいだね」としみじみとその社の森を眺めていました。
神明神社は、参道が山道になっておりしんどいですが、子供達は元気に何周も回り始めました。
そんな中、「つかれたね~」「あー、疲れた」「うん、そんな気持ちだね。」
「僕も、疲れた気持ち」と言い合う声は、3歳児の男子でした。
それを聞いた保育士の一人は、「先生も疲れた。」
それを聞いた子供の一人の返事が、「ふ~ん そんな感じ」その返事はないよ~と思いましたと、みんなで大笑いです。

🌸家庭連絡ノートから
ある用事で、町内を一軒一軒母親と周り、帰る挨拶で「おやすみなさい。」とその家を出ると、「なんで、おやすみなさいと言うの?まだ、寝ないじゃん」・・・・
うん、確かにそうだね。

🌸保育の散歩から
散歩で白サギをみつけました。
2歳児の〇くんは、「あれは、おばあさんだよ。」保育士は、「なんで?」と聞き返すと、「だって、白いじゃん」 この子には、白い毛のサギは、おばあちゃんの白髪ってことなんですね。
早番の先生からの話・・・保育園前の電信柱の碍子に、2羽の白サギが止まってます。そこへ来たのが、カラス・・すると 碍子2個と思っていたのが、すくっと伸び白サギ2羽に変身。白く綺麗に丸まっていてびっくりした!聞いた私も、びっくり ポン!!
黒サギもいます。川には、冬の渡り鳥の鴨から亀から・・自然を楽しめます。

🌸5歳児との会話
ある日のふとした時間に、「先生、もうおばあちゃんだから。」と、つぶやくように漏れた言葉に、子供達が「え~、まだ若いじゃん~」 
「そうだよお、おばあちゃんじゃあないよお」 「色もしろいしさぁ~」
11月末になり、子供達はサンタクロースからのプレゼントを話題にします。
「サンタさんにレゴ貰う」「僕はスイッチ」etc口々に思いついたことを言います。 その会話に保育士が、  「先生はね、新しいお家!」と言うと
子供    「え~、大きすぎ」「大人には、来ないんじゃあない。」
保育士   「何歳までかな?」
子供    「5歳?」
〃     「え? もう5歳じゃん」
〃     「中学生って、何歳?」 「高校生は?」
話が、盛り上がり始めました。
 最終的には、プレゼント貰えるのは20歳までと結論付けた子供たちは、「先生は、貰えないじゃん!!」  勝手な子供の言い分で結論終了。

食後の自由遊びの時に、0歳児2人が、2歳児Mちゃんと遊びたくて
ちょびちょびしていたのですが・・・・Mちゃんにとっては、嫌だった様子
Mちゃんから「私の気持ちもわかって!!」の返事(笑い)
周りにいた保育士は、その言葉にびっくりポン!!
保育園て、楽しい職場ですね。

2018年11月1日木曜日

運動会/幼児合同演劇鑑賞会/りんご狩り遠足

平成30年10月31日
さくらんぼ園園長 和田晴世

 10月末になり、やっと秋晴れの良い日々が続いています。
 運動会も10月13日(土)に終わり、あひる・うさぎ組はその後、リンゴ狩りと幼児合同演劇鑑賞会(島田市おおるり会館)に参加しました。芸術・収穫の秋を満喫している現在です。
 運動会の様子(入場から始まり、服部事業主と今村事業部長から、ご褒美をいただくまでの様子)を写真で紹介しますので楽しんで見てください。
島田看護学校体育館をお借りして、天気に左右されることなく運動会の準備ができることは、本当に感謝しています。
 今年のテーマは、「秋の運動会」。子供達が、9月に入り秋のカリキュラムになって、毎日の課題保育の中で製作した年齢別の果物や、散歩で拾ったドングリや枯れ葉を使って作り、それに職員の製作した動物を合わせて「収穫の喜び」とし、さくらんぼ園ホールに飾りました。
 子供達にも高評価された装飾を、運動会では動物に各クラスの応援旗を持たせました。野原の広場で開かれた運動会の雰囲気を出す為に、コスモスの花を咲かせましたが、保護者の皆様、お気づきでしたか。
 来賓の皆様は気づいてくださり、競技終了後に足を止めて見てくださいました。ありがとうございます。
 今年は、年長うさぎ組は、竹馬で例年の倍くらいの距離を歩きました。毎日、午後4:00過ぎから練習しました。はじめは全員が全くできませんでしたが、努力により一日追うごとに、歩く回数が増えていきおもしろくなりました。
 それを見ていた4歳児や3歳児も年齢に応じて、高下駄と缶ぽっくりに挑戦です。子供達は、体感でコツを覚え、やる気を出すと成長は早いです。
 毎日、「できた!できた」の喜ぶ声に周りのおとなも職員も、年少児たちも赤ちゃんも瞳を輝かせて見つめていたのが思い出されます。
 保護者の競技では、毎年恒例になりました綱引きです。迫力満点!!ドクターも看護師さんも、力を合わせて競技する姿は素晴らしいですね。
 プログラム最後の恒例のダンスは、「人間ていいな」です。来賓も保護者も職員も子供達も一緒に肩をたたき、腕をくみ合う姿は、いつもこみ上げてくる雰囲気がありますね。
では、運動会の写真をお楽しみください。


 幼児合同演劇鑑賞会(10月18日(木))は今年は、あひる組から参加しました。
 歌のお兄さんと赤ずきんでしたので、2歳児でも観賞可能。みんな楽しんだ様子で満足して帰っていきました。
 りんご狩り遠足(10月19日(金))は、金谷のひろみちゃんのりんご園です。
 恒例行事であひる組から参加している子供は、ひろみ園でいただくリンゴジュースが楽しみの一つになっています。本当においしいんです。
 今年は、お土産に3本いただいてきました。おやつに出してあげると、全員が満足顔でした。皆さんにも紹介だけでなく、飲んでもらいたいですが残念です・・・・
 今年は大型台風の影響を受けて、落下や擦れて傷ついたリンゴ(ぐんま名月)が多く残念ですが、味はいつものように抜群でした。
 りんご園のひろみさんがつぶやいた「自然を相手にするのは大変」の言葉に返す言葉がありませんでした。様子を写真でたのしんでください。