2016年11月16日水曜日

11月(秋本番)/親子バス遠足(まかいの牧場)/運動会

さくらんぼ園園長 和田晴世

秋本番になりましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。
先日、奈良春日大社式年造泰に行ってきました。今年は、20年に一度の第60回式年造泰にて、11月11日~13日までは、正遷宮初まいりとして、11日午後1時~国宝御本殿特別参拝が無料開放されて、夜は、境内三千基の石燈籠と釣燈籠すべてに浄火が点す奉祝万燈籠が実施され、厳かな雰囲気につつまれました。
7日からは、舞楽奉納や大蔵流狂言などが催され、めったにない機会なので、奈良観光協会に10日の大蔵流狂言を申し込んでみました。
本当は、舞楽奉納が見たかったですが・・・・・
奉祝奉納狂言の内容は、思ったよりわかりやすいもので、腰祈と蛭子大黒。猿むこなどお祝いの演目でした。午後4時30分には、灯篭に灯りが入り、幻想的雰囲気の中で、古典芸能を鑑賞できるのは、本当にすばらしい経験でした。
長谷寺の紅葉は楽しみでしたが、少し紅葉には早く残念。しかし、特別ご開帳の本尊大観音尊象(重文)の迫力と荘厳さに驚き、また御本尊十一面観音菩薩を仰ぎ見て拝みました。
その後、長谷寺舞台での、思いがけない和太鼓とバイオリン演奏会があり、その演者が、長谷寺で修行した愛知県の副住職達(40歳以下)と修行中の高校生と総勢8人でした。
チャルダッシュの名曲を、和太鼓とバイオリンのコラボレーション 合うとは思わなかったのですが、聞き終わった感想は、ブラボー!! ブラボー 感動しました。
ホールの中で聞いているより、雰囲気があり素晴らしかったです。

さくらんぼ園では10月15日に運動会が終わり、11月2日には、親子バス遠足を実施。大型バス2台で、富士宮市まかいの牧場に行ってきました。
平成24年の親子バス遠足のまかいの牧場は、雄大な富士山が見られた素晴らしい天気でしたが、今回は、島田を出発の時に曇り空・・・新東名高速を走り出すと、途中の区間でバスのフロントガラスに雨があたり心配になりました。しかし、狐の嫁入りか?直ぐに止んでくれて、ほっとして空を見ると、高い雲の合間に一箇所、青空が覗いています。
「やっぱり、晴れ女かな?」現地に着くと高原の冷え込みはありましたが、太陽も覗き始め、子供達は元気いっぱいに、広い芝生の広場を走り回り喜びにあふれていました。
まかいの牧場では、施設の係りの説明後、おいしい牛乳が飲めるのも魅力です。
「この牛乳は、60度の低温で、長い時間かけての殺菌で、本当においしい牛乳です。
普通は、130度の低温殺菌なので、あの独特なにおいがあります。其のにおいは、牛乳のこげた匂いです」と説明がありました。
いつも、あばらっては飲まない牛乳を、3杯飲んでいた2歳児には驚きました。
年に一回の親子バス遠足は、保護者交流も目的の一つです。
総合病院では、病棟勤務で、また、診療科ごとでしか交流がないのか、保育園に子供が入園して、知りあうことも多いようです。また、ドクターも看護師も、保育園の親として、同等な立場で交流がもてていいのでしょうね。
子供を通じて、お友達や知り合いになった、保護者の方が多いことは嬉しいです。
写真で楽しんでください。




何日か経って、平成24年11月2日の第2回目まかいの牧場親子バス遠足の記念集合写真が見つかりましたので、お迎えに来たときに、ご父兄に見せてあげると
「この子はだあれ?」「あのおかあさん?若かったね」「この時は、すばらしい富士山」etc・・・記憶をたどり、口々に話している姿が見られました。
「そういえばあの時に、怪我をした〇〇君がいないけど、もっと前の第1回目のまかいの牧場遠足だったのか?」とか「わたしも若かったね」「〇〇先輩は?」とかetc  懐かしさがよみがえってきましたね。
年月日に入った記念写真(1000円)は、改めて、良い記念になると感じました。
第1回目のまかいの牧場親子バス遠足に参加した2歳児だった子供が、小学4年生だと思いますが、懐かしいですね。

☆ あひる組の子供達は、遠足の後で、自分達がうさぎになり遊びました。うさぎの耳を紙の冠に作り、庭で跳ねとんで遊びました。かわいらしい姿でした。



☆ご報告の行事が、逆になりましたが、今年の運動会も、凄い盛り上がりが見られて嬉しかったです。
今年は、じんべいざめの水族館入り口で、親子や家族の記念写真を撮りました。
体育館の平面の壁には、秋の風情の運動会・・・子供達の作った全員のトンぼが飾られ、真ん中で、こうもりが大きく羽を広げている動物の綱引きや鈴割が描かれています。
なかなかの出来栄えでした。

競技は、毎年、保育士が子供の能力と体力を考えて演目を決めていますが、今年も、賑やかなすばらしい出来栄えでした。
0歳児は、ハイハイする姿が可愛く、愛おしいです。
1歳児は、少し成長した姿を見せてくれました。親子競技は、絵本が大好きな先生と子供たちなので、「ぞうさんの散歩」の物語になっていましたね。
2歳児は、またまた成長した姿で、最後はのり巻き姿が、何とも微笑ましかった。
3歳児以上は、バルーンを使ったり、鉄棒やなわとび、フラフープ 片端とび 平均台 
編み潜りetc と内容が豊富でした。
何回も、体育館に通い練習しました。
0歳児から5歳児まで、すべて年齢別のプログラムになり楽しめました。
そして、うさぎ組の「演舞 そうらん節」は、3ケ月前から、衣装を始めとした構想を練ったもので、おみこしも、みんなで作りました。凄かったね。
運動会だけの発表では、もったいない気持ちがします。



また、うさぎ組の中の4人は、来年4月から小学生になりますので、
プログラムの中で(力いっぱい)は、一人ひとりの努力した姿の発表でした。
鉄棒やなわとび、フラフープ 片足とびetc 最後のさくらんぼ園運動会を子供ながらに意識してがんばっていました。
皆様、応援と心からの声援をありがとうございました。
卒園児や祖父母競技 そして、毎年の圧巻の見せ場競技が、保護者の綱引きです。
今年は、赤組の2勝に終りました。
凄い迫力にびっくりです。また、若いドクターが、抜群の運動神経を見せてくださったのも
印象的な綱引き競技でした。
最後は、親子、来賓の方々など、みんなで演じる恒例のダンスです。
毎年、1曲目は親子ダンス。2曲目(にんげんていいな)は、今流行の言葉、絆そのものです。毎年感じるのは、参加者の雰囲気で、こみあげるものがあります。
一つの輪になり、肩を組み、背をトントンしたり、握手とすばらしいダンスですね。
そして、子供達が、運動会にごほうびをくれる、やさしいおじさん(子供の正直な言葉をそのままに伝えます)・・服部事業管理者から順番にごほうびをいただきました。




①塩田ももかちゃんのお家から、初めての運動会参加の感想を戴きました。
その中で、印象に残った言葉は、(自分達がいつも見ている子供の姿でない姿や態度、行動が見られたetc )家庭では、その子だけの姿ですが、保育園は、集団行動や集団生活です。
保護者の方が、思っているより何でも出来る子供達ですetc いろいろな気持ちがこめられた素晴らしい感想文でした。ありがとうございました。
②卒園児の竹中わかなちゃんからも、お手紙を戴きました。
仲良しの花  「わらって いっしょ なかよく みんなで 」と良い言葉が書いてありました。あやかちゃんとゆうかちゃんのお迎えに、おじいちゃんとまた来てくださいね。
お手紙ありがとう。
③一番上は中学3年生になる4兄弟姉妹が、さくらんぼ園の運動会があると聞いて
「なつかしくって、見に来たよ。」と応援に来ていました。4人とも、さくらんぼ園から
小学生になった兄弟姉妹です。 
いつまでも、よき場所として、さくらんぼ園が子供達の心にあるのが、嬉しくなりました。

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