2018年6月20日水曜日

柏餅づくり/胡蝶蘭/時計のお話/つばめの巣/模様替え/キュウリ・トマト栽培/木の手作りおもちゃ/その他

平成30年6月20日
発行責任者さくらんぼ園園長 和田晴世

湿気の少ない梅雨なのか、じめじめしていない6月を過ごしていましたが
やっと、しとしと雨の時期になりました。
しかし、子ども達の発汗量はすごく、着替えの量も増えています。
保育園の役割は色々ありますが、最近、特に感じていることは、伝承あるものを伝えていきたいと感じています。今の時代は、食べ物だけとっても、でき見栄えの良いものをおいしいと感じ食べていますが、本当に味覚を育てるのは、作り伝えられている物だと個人的に感じています。
さくらんぼ園では、リンゴ狩りやミカン狩りも、育ち・成長・収穫を通じて、その間にどんな作業や肥料、そして自然の脅威に対する防御作業があるのかなど、子供ながらに感じることがあるのでは?と思い、料理教室で年間にいくつか取り入れています。
その一つが、柏餅づくりです。
前日に、桜井きよ子保育士が、自宅から《柏葉》を収穫してくれました。保育園で柏葉をきれいに洗い、熱湯で煮沸消毒します。今ではかしわの木が庭に植わっているのはめずらしいです。柏餅の生地は、給食員が用意。今年も、春に子供たちが散歩で摘んできた《よもぎ》を使い餅を作りました。
園長は、あんこ作りを担当です。毎年作っていますが、水加減がむつかしく、あくを取りながらこげないように作るのは、手間と時間がかかり、根気良くしないと駄目ですね。そして思い出すのは、姑に暮れの餅つきの際に、色々と指導してもらったことが、いま、生かされているとの思いです。めんどくさいと思ったことも正直ありましたが、家族がそろって一つの事をやる大きな行事だったと懐かしく思います。《家族の絆》が自然に育まれた行事でした。
服部病院事業管理者から、「伝えられているものを大切に、保育に取り入れて。」と言われてことがありましたが、本当に、今でも伝承されている事柄や行事は、良いことだから、今の時代にも残っているんだと思いますね。今年は、あひる組(2歳児)も参加しました。
写真で、雰囲気が伝わるとうれしいです。

胡蝶蘭が、二輪咲いたよ。
昨年暮れに戴いた小さな鉢植えの胡蝶蘭を、今年も咲かせたいと育ててきました。
やったー!6月中旬に見事2輪も咲きました。
寒い時期は、水はほとんどあげずに、表面がカリカリに乾いたら、水が底から流れ出るようにあげる。それをくりかえし、本当に楽しみに待ちました。
4月後半になり、茎が伸び始め、つぼみが3個ついた時は、ワクワクする思いでした。
園長室カウンターに乗せていると、子供たちや大人が、何の気なしに、つぼみを落としやしないかとひやひやの時もありましたが・・・
5月後半に、一輪。そして、6月11日(月)にもう一輪咲きました。
子供たちの成長も楽しみですが、胡蝶蘭の事も、本当にうれしかった。
可憐な、白い胡蝶蘭を見るのが、うれしい毎日です。

今年も、藁科時計店のお兄さんに時計についてお話を聞き、色々な時計の現物を見せてもらいました。写真で、雰囲気がわかります。毎年、子供たちは、楽しみにしています。

先日のウェブサイトに載せましたつばめは、保育園の東側給食室と、うさぎ組の堺の壁に取り付けてある換気扇通気口に、巣作りしてあるのを見つけました。
ひな鳥が何羽か生えたち、親つばめに餌をせがむ姿が見えます。ひな鳥が、ピーピー啼く声がせわしなく、2羽の親が交代で餌を運ぶのが忙しくも、かいがいしい光景です。
先日、東京で5歳児の女の子が、親の虐待で命を落としました。
其の事件を思い出し、改めて、悲しくなりました。
時として、子育て放棄や虐待の事件が放送されますが、こころが痛みますね。

保育園ホール壁一面の装飾が、6月梅雨のテーマに変わりました。
うさぎ組のカエルは、牛乳パックを使いました。
紫陽花は、リス組(1歳児)あひる組は、かたつむり製作です。
とても可愛く季節感あふれた壁面装飾になりました。お迎え時に、首を上にもたげて子供との会話を深めてください。
うさぎ組の部屋には、父の絵が飾ってあります。通路の壁にも、うさぎ組が製作した
紫陽花とカタツムリ でんでんむしが飾ってありますから見てください。

うさぎ組が、自然観察と食育活動の一つとして、キュウリとトマト栽培をしています。
土地が狭く畑がつくれないので、プランターに2本ずつ植えてあります。
保育園前の鈴木さんからも、栽培のアドバイスを受けました。
6月14日には、キュウリの黄色い花がいくつか咲いていました。小さなキュウリも伸びてきました。本当は、もう少し、茎が成長したほうがよかったのですが、そのまま育てています。
6月19日に3本収穫。早速、みるいキュウリを給食に出してもらいました。
おいしかったです。うさぎ組さん!!ありがとう。

金谷町米村さんからのプレゼント(木の手作りおもちゃ)
「リンリンリンー」と電話が鳴り、「木の手作りおもちゃをもらってくれませんか?」との内容でした。「ボランティアなので無償です。」話しているうちに、私が公立保育園時代に、障害児指導でお世話になった先生と知り、お互いに懐かしさでいっぱいでした。(現職でないから、先生はやめて・・・)と本人希望。以後は金谷の米さんにします。
おもちゃのデザインは、小黒三郎先生。マホガニィーの木を使い、ムクロジの木の実を使っている。そして、塗装は、カシュー・・・
とても安全に気を使って製作されています。保護者の方の中には、百町森という木のおもちゃを売っているお店を知っている方もいるのではないでしょうか。木の知育おもちゃです。
16日の保護者総会で、おもちゃを紹介するのを忘れてしまいました。
写真で紹介します。

その他スナップ写真は、
・うさぎ組の午睡まえの読み聞かせ      
・自作のカエルパペットで、「カエルの合唱」 
・年長児三つ編みを編む(目と手の共用運動)
・紙ひこうき 

・暑くなり、戸外で色水あそびをしました   
・落ち着いて、粘土遊びのリス組とあひる組


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