2019年1月24日木曜日

お正月遊び/外遊び/その他

      平成31年1月24日
さくらんぼ園園長 和田晴世

平成31年の年が明けおめでとうございます。
お正月も過ぎ、さくらんぼ園では、新年お楽しみ会と1月誕生会を開きお祝いしました。
しかし、残念なことに1月誕生児のあーちゃんが、インフルエンザAで休んでしまいました。1月誕生の子供は、あーちゃん一人でしたので、後日お祝いをしてあげましょう。
新年お楽しみ会は、十二支の話の巻物を楽しみ、お正月遊びを楽しみました。
最近は、お正月遊びのかるた、羽子板、すごろく、こまを回して遊ぶ姿が見られず残念です。さくらんぼ園では、伝承されている遊びは保育に取りいれ、コマ回しは半年前から回し始めています。紐をしっかりと巻くのがとても大変そうで、巻けたと思うと取れてしまったり、四苦八苦しながら出来るようになると、その後の成果は素晴らしいものがあります。
コマは年齢ごとに使用するコマを選んでいますが、混合保育の良さが、このような時に見られます。というのは、
さくらんぼ園のうさぎ組は、3歳児~5歳児混合クラスになっており、
3歳児は、4・5歳児の挑戦する姿を見て、努力する大切さを覚えます。
4歳児は、年長になったら、○○さんのコマをやりたいと挑戦の気持ちを持ちます。
5歳児は、逆に小さい子供に、教えてあげるやさしい気持ちが出てきます。
出来るまでの過程の大切さも教えられる教材が伝承遊びには多くあります。




先日、2歳児(あひる組)が、レジ袋(買い物袋)で、凧を製作しました。
戸外で、凧揚げをするとA君が「小っちゃい?」とつぶやくように言ってました。
その声を聞きつけた保育士が、「どうしたの?」と問いかけると、自分の作った凧が小さいのに気が付いた様でした。
大小あったレジ袋から、自分で選んだものですが、そんなに小さな袋と感じていずにいました。
室内で、凧を引っ張っていたのですが、今日は、青く澄んだ大空に舞う凧をあげて、感じたのでしょうね・・・そのつぶやきかたが、小さな声で「つぶやきしろう」の様に、ボソッと言ったので印象に残ったとのことでした。
やはり凧揚げは、広い空間で青空にむかってあげないと勢いもないし楽しさも感じられないのかなと思いました。寒さに負けない強い体で、戸外で思い切り遊ばせたいですね。

一時の寒さがやわらぎ、あたたかな午前中は、ひよこ・りす・あひる組も戸外で走り回って遊んでいます。
インフルエンザも下火になり、元気な子供たちの日々が戻ってきました。
そんなある日の午前中に、戸外から自分の顔をガラスに張り付け、室内を覗く子供がいました。顔の真ん中の鼻はぺちゃんこ。カラス越しに見ている業務員さんとのやり取りが、ほほえましく保育園らしい雰囲気でいっぱいでした。
顔を押し付けていても、鼻がぺちゃんこになっても、「いないいないバー」と繰り返す言葉としぐさの可愛さに、第3者は、見とれてしまいました。
このような風景が見られる保育園という職場は、やはりすてきなところなんだ!と思います。


先日、県保育指導監査を2年ぶりに受けました。
指導員の方から、「職員の離職が少なく、長期勤務されている良い保育園なんですね。」とほめていただきました。褒められることは、うれしいですね。
外見より中身の良さで、お互いにたすけあい働ける職場を今後も目指していきます。

2歳児(あひる組)が、お箸やはさみを使い始めました。
使い方はもちろんですが、使う時のマナー(例えば、他人にはさみの刃を向けない。はさみの扱い方。お箸の使い方etc)も伝えていきますと担任は、指導についての心構えを伝えてきました。
また、家庭でも、食事の時に気を付けて見ていただくとよいと思います。

ひよこ組(0歳児)の室内装飾が可愛いです。(製作途中です)
保育士さんに、手を持たれ、のりを付けた場所にその手を近づけ、保育士が手を離すと、そこに目・鼻・口が貼られます。タイミングの問題ですが、意外なことにまともな表情が出来ます。もう少し年齢が上がると、変顔もできるのですが・・・・・
保育士が、0歳児の子供に指導している姿が、見ていて楽しいですよ。
しかし、保育士さんは大変です。0歳児を始めとする、乳児クラス保育士は、声掛けが多くないと務まりません。
乳児クラスを担任すると、のどが痛くなるのが実感で分かります。
先生方、本当にご苦労様です。


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